1954-04-23 第19回国会 参議院 法務委員会 第23号
現在裁判所によつて、例えば代理人が代つて調書を見るというような場合、なかなかよくわからないようなのもある。非常に詳しいのもある。私どもこれは成るべく、やつぱり評しくして欲しいと実はこう思つているのです。これはどういうようにやられる御予定ですか。
現在裁判所によつて、例えば代理人が代つて調書を見るというような場合、なかなかよくわからないようなのもある。非常に詳しいのもある。私どもこれは成るべく、やつぱり評しくして欲しいと実はこう思つているのです。これはどういうようにやられる御予定ですか。
しかしながら現行法による調書及び判決の方式は、最小限度において必要な事項が規定されているのでありまして、それによつて調書は弁論の内容を明らかにするとともに、それのみが判決の基礎となつているのであります。また判決は方式の規定がありますから、その内容が明確になるのであります。しかるに最高裁判所の制定する規則によつて、これが調書を簡素化されるときには、口頭弁論の発展的内容を知ることができません。
従つて調書については基本的の事項のみを法律で規定し、細目についてはこれを法律で規定するよりも、みずから裁判を行い、かつ下級裁判所の訴訟事務の実態にも通じておりまする最高裁判所においてこれを定めることが適当と考えられるのであります。 次に判決の方式につきましては、判決の内容方式につきましての基本的事項だけを法律で規定し、その余は最高裁判所の規則で定めることとするものであります。
○政府委員(井本台吉君) この訴訟の進行が恐らくお話のような工合に、全然調書を見せずに尋問が始まり尋問が終つて調書を出す。従つてその調書については検討の上更に反対尋問をする。それにはもう一度証人に出てもらわなければならんというようなことになつて、訴訟が非常に遅延することが考えられます。
ストップ・ウオツチが証拠で、それを持つて検事さんのところへ行つて調書をとつてもらえば、それで事件は進んで行くものなんでしようか。あるいはスピード違反ですから、本法案は対象にしておらぬかもしれませんが、ひき逃げをしてしまつたというような場合に、自動車のナンバーだけを覚えているだけで足りるのか。何か写真版でこういうものをとるような的確な方法が行われておりますか。
ただこの法案の趣旨から参りますと、必要に応じ県知事は出席さすべきだという規定になつておりますので、必要な事項に関しましては、勿論県の知事の出席を求めて意見を聞きますが、それ以外の関係個所に関しましては、はつきりした規定がございませんので、一応事務当局で意見をまとめまして、その意見を本人に代つて調書で以て出す、こういうふうなわけでございます。
その後にその係員の方が帰つて調書を作られたのでありますが、後に非常にそれが誤つていたということがわかつたのであります。内容が非常にゆがめられておつたということがわかりまして、我々は保険課長にこのことを抗議を申入れました。保険課長も以後絶対にそのようなことはしないように、摘発的な監査はやらないということを約束されたのであります。ところが翌年の昨年十月、今度は厚生省の監査があつたのであります。
そうして私には、ここで操業したと言うが、君の言うのはうそだと言つて、ぼくたちの言うことを信用せずに、どこかへ係官が行つて、紙切れにメモして来て、漁勞長はこう言うが、君の言うことはうそだ、うそを言つておることは顔に現われてると言つて、調書は朝鮮語と日本語をまぜて書きますので、私たちにははつきりわかりませんから、そのまま向うがかつてに一方的にきめて調書をつくって、私たちに署名捺印さすような有様でありました
ただその殺人事件の取調べに当つては人権侵害、いわゆる拷問があつたとか、いわゆる拷問によつて調書ができ上つたのだというような事件がございますと仮定いたしますと、その場合も裁判の進行中でありますので、成るべく裁判に予断を抱かせたり、裁判の公正な判断を誤らすということは、事件によりましては却つて被告からこれを利用される虞れもございますので、こういう事件は相当慎重にいたしております。
その責任者の処罰の点は今お話しになつたのでよろしいのですが、人権の侵犯事件が審判によつて調書が作られた。その調書が裁判中である場合にはよろしいのですが、裁判が或いは確定しておるという場合において、それがどういうような結果になつたかもあわせてお知らせを願つたらば非常に今後の審議のときに助かると思う。もう一度申上げますと、人権侵犯事件によつて作られた調書というものは効果はないものと思うのです。
それで今承わりますと調書のほかに処分請求書を書くということによつて調書の選択なり、或いは証拠の選択等は長官が処分請求書の中で任意やるのだということで、調書なり証拠というものが処分請求書の段階で相当動くかのようなお話でありますけれども、実際になればなかなかそれは困難じやないか。それで調書をこしらえる際にも勿論証拠の選択があるでしようが、その調書によつて殆んど全体の運命がきまるのじやないか。
この場合その人から聞いたことを調書にしようとするのですが、向うの人がかえんじない場合に、自分でこういうことを道ばたで聞いた、こう言つて調書をつくつて出す。これはやはり証拠資料になりましようか。
その趣旨に則つて調書なら調書を作りまして、その調書の能力が只今申した三百二十一條になつて来る、かような趣旨に御理解願いたいのでございます。もう少しちよつと砕いて申上げますと、(「成るべく具体的に」と呼ぶ者あり)具体的にですか。こちらからこういう考の検証が必要である、例えばこういう点が問題になつておるから調べて頂きたいと、そういうふうな書面を出すといたします。
○山田節男君 なぜ私がこういうことを申上げるかというと、この西松審理官の言葉が……まあちよつと読みますと、本事案は技術的内容を持つたものではあるが、社会的、経済的観点に立つた審議が主流をなさなければ、決定的な結論が得られる性質のものでないという判断と主張を持つていたのであつて、調書のごとく社会的、経済的な前提條件を範囲外としたり仮定を設けたりした審議による調査に基く意見書を提出することは本意としないところであるが
聴聞会を開きまする前に、或いは聴聞の過程におきまして広く各方面の意見を求めるということはこれは極めて適当かと思いまするが、すでに聴聞が終つて調書及び意見書が提出された段階におきまして、余りに各方面の意見を聞くような態度をとることは電波監理委員会が決定をいたすのに調書及び意見書以外に判断の資料を求めたというふうな誤解を招く虞れはなかろうかと、これは私自身の気持ですけれども、確かに私は多少そういう気持を
併しながら委員会といたしまして調書をつぶさに検討した結果、ただ單に技術的問題のみならず、その他のいろいろな、これに関連した経済的問題、社会的問題も調書にあるのでございまして、従つて調書を十分審議することによつて標準方式の決定ができるという見解に到達したのであります。従いまして、この部分に関しましては必ずしも審理官の意見を電波監理委員会として採用したという結果にはなつておりません。
これは速記録を見たのでありますが、これははつきりと出ておりませんから、或いは記憶違いかも知れませんが秘密会の席上でちよつと話があつたのかも知れませんけれども、委員会としてはあなたがたも一つ公聴会に出てくれたらどうか、そうして公益を代表する、つまり国民を代表する者の意見として今言つたような意見を述べてもらうほうが結構だ、委員会は今お述べになつた九十四條ですかによつて調書を元としてやるのだから、調書に載
ところがそう軽々しくしてはいけない、愼重にやれということで、細かい点を作り、今年になつて初めて公聽会を開き、それによつて調書、意見書というものを作つてきめた。そうすると去年の国会に出された試案はですね、成規の手続を経ておるものではない。公聽会も何も経ておるものではない。ただ電波監理総局の試案だということを言つておる。
によりましては許可を取消すという処置をとること、あるいは解禁日以前の出荷を取締るということ、それから取締り対策といたしまして、現地で関係の会議を開いて処置するというようなことで進んで参つたのでございまして、その結果、八月二十五日の解禁日以前の操業船は、大体調書によりますると三十九隻、根室の漁業組合関係のものが三十五隻、歯舞の漁業組合関係のものが四隻ということでございまして、その内容についても、一々当つて調書
これは北海道、東北以下全国の九会社が全部そうした様式によつて調書を揃えて出して参つております。でその数字を集計しましたものが先ほど申上げた数字になつておるのであります。それからもう一つは……。
ただ実際弁解を聴取したところ、調書にとるかどうかということは問題は多少別個になりまして、ことに新刑訴のもとにおきましては、公判中心主義でありますから、あるいは時と場合によつて調書の方は省略する場合も考えられないわけではないと存ずる次第でございます。
御承知のように書記官の仕事として、一番苦心がいり、精力を費す点は、あの法廷に立ち会つて調書をとる、それから法廷から出て来てさらにそれを作成するという点に書記の一番の仕事の中心がある。従つてその点に一番困難性が伴うわけであります。